それにしてもイチローちゃんは、エライ!
ま、メジャーへの先鞭をつけた野茂さんもエライ!イチローちゃんの陰に隠れて、あんまし話題にならないけど、同
じくマリーンズの長谷川くんもエライっすよね。長谷川クンの場合は、メジャーへ挑戦すると同時に、たとえ野球がダメでも将来はアメリカに住みたいという
夢を持ち続け、それを実現したんですからね。
というわけで、今週は「バリ島に住みたい〜」というご質問にお答えしましょう。イチローちゃんとか野茂さんのように、本場の何かに挑戦したいというのな
ら、インドネシアと日本は交換留学生のような制度があって、語学でも、文化研究でも、バリ舞踊、バリアートなど、さまざまなジャンルに正しい留学ルート
があります。そのへんはインドネシア大使館に聞いてくださいね。もちろん、私費留学もソシアルビザというかたちで可能です。観光ビザでは60日しかいら
れませんので「住む」という感じではありませんね。
また、何かビジネスを始めて、お金を稼ぎながら住みたいというスタイルなら、あなたの才覚次第で可能
です。でも、言っておきますが、観光客相手の商売は何をするにしても、繁忙期と閑散期の波がありますからタイヘンです。ローカル相手は客単価が安いですから、そこが問題。問題といえば何のビジネスをするかが、いちばん問題ですけどね。
そ〜じゃなくてぇ、私が住みたいのは「老後」という方。日本では、老後を海外で暮らす的な本やテレビ番組が多くなっているようですが、「どこに住むか」
より「何をして過ごすか」を先に考えた方がいいですよ、仲谷さん。(…う〜ん、せっかちな日本人には難しいそうですねぇ。by
NAKAYA)
なんでも、10以上することを考えておいた方がいいそうですな。それもインドア、アウ
トドア、雨の日、晴れの日とか、いろいろな状況を想定した方がいいそうです。すでにバリには、たくさんのリタイアした方がたくさんいらっしゃいますが、
寝る時間を除いた1日16時間を、いかにつぶすかが大問題だと口を揃えます。確かにバリは、物価的には日本の半分から3分の1。人件費的には10分の1で済んでしまいます。しかし、問題は何をして毎日を過ごすか?ですね。
それと、衛生状態の悪さを気にしないか、ハエ、カ、ヤモリなどを気にしないかも、バリに住むに当たって必須条件です。そうした基本を押さえてからでない
と、すぐ泣きを見ちゃいますよ。と、いつにもなくマジメな私でした。
2004年10月4日発
「ビンタンさんに質問したい」とのメール多数頂きました。(私もバリに住みたい!とか、穴場のエステはとか、ビーチで知り合った○○君に連絡がつかなくなった…とか、バリウォーカーに広告出したいとか)ご質問のある方はナカヤの問い合わせフォームからどうぞ。ただし、バリ時間なので回答は気長にお待ちを…(by
NAKAYA) |
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 写真1
バリの典型的な家。屋根が複雑であればあるほどエライみたいです。でも、その分継ぎ目が多いので、すぐ雨漏りしちゃいます。でも、床がタイルなので、 こっちの人は気にしません。私なんぞは、コンピュータの上に傘さそうか、本気で悩みました。この複雑な屋根は、雨が吹き込むからといった先祖伝来の気候
に合わせた形式というより、悪霊が入らないように、といった宗教的な理由みたいです。
写真2
バリのちょっとお金持ちの家(たぶん家主はチャイニーズ)。でも、裏から見ると写真3のようにスパッと切り取ったみたいになってるのが普通。となりに家 が建つとタウンハウスというか長屋みたいになっちゃいます。固定資産税が安くなるからと知ったかぶりのバリ人は言いますが、お金持ちにとってはたいした
額ではありませんから、たぶん防犯上の問題か、庭とか風通しのを大事にしないんだと思います。
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