全国1000万人のガーデニア・ファンのみなさま、今週はバリ島から、きれいに花の話題です。

こちらの雨期は夏。ってことは、こちらは雨期の始まりですから、春ってことになります(ちょっと無理矢理ですが)。春といえば、花のシーズン。バリ島中、どこへ行っても、そりゃぁキレイな花がい〜っぱい咲き乱れております。バリ随一のホテルリゾートエリア=ヌサドゥアなんぞは、そりゃキレイなもんで す。ハワイやシンガポールに負けないくらいの庭園都市(って、超小さいですが)の趣です。なかでも、おなじみの花がこれ。



ブーゲンビリアではないでしょうか。こちらの名前では「ブンガ・クルカス」。直訳すると「紙の花」でんな。色気おまへん。インドネシア語って、色気おまへんのや。なんでも見たまま。風流というものを知りまへんな。あんた、「涙」なんて「目の水」でっせ(ど〜んど〜んど〜ん、あ、ベタベッタ!安田大サー カス)。って、日本語も「鼻水」か(ど〜んど〜んど〜ん、のりツッコミ!安田大サーカス)。でも、悲しくて目から水が出た、じゃ冬ソナも台無しでんが な。

ま、それはともかく、この「紙の花」、ホテルの窓辺を飾ったり、大木となって、そこら中に咲いております。色は、赤、白、ピンク、オレンジとあり、接ぎ木も簡単で、一本の木に4色咲いてたりもします。花びらに見える大きな部分は、ほんとはガク(学あるで!ど〜んど〜んど〜ん、あ、ベタベッタ!)。 小さな白いとこが花であります。

ま、派手な花は、観光客の方にもよく目立つので、いろいろとおなじみでしょうが、こちらのローカルの人に人気があるのは、成長が早く、たくさん日陰を 作ってくれて、さらに実も食べられるという木。たとえば、これ。(右上へ)


名前はなんとシンガポール。シンガポール原産というわけではないでしょうが、うちでも半年の間に、こんな大木に成長しました。日陰を作ってくれるので、 こういう木があるとぐっと涼しく過ごせます。大きな割には花は小さくて、こ〜んな感じ

そして、小さな実をつけるんですが、これがさくらんぼというかぶどうみたいで甘くておいしいんです。で、ローカルの人は、この木陰で実をつまみながら、だべったり眠ったりしてるんです。



でも、葉にさわると、あ、ベタベッタ!ですから、注意しましょう。安田大サーカスったら、来年も会えるといいですね。

2004年11月24日
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