いよいよクリスマスですね!今年は金曜日がイブってことで、日本では、さぞ盛りあがっていることでしょう。

 でも、バリはヒンズーですからね、ぜ〜んぜん盛りあがってません。スーパーなどでは、クリスマスツリーなんかの飾り物も売ってますけど、正しいクリスチャンしか買わないと思います。また、5つ星クラスのホテルでは、ロビーにツリーを飾ってるところもありますが、バリに来てまでクリスマスしなくったってね〜。

  ちなみにバリ・ヒンズーでは12月25日は「サラスワティ」というお祭りの日であります。ヒンズー教というのは、多神教でありまして、戦いの神様やら愛の神様やら、いろんな神様がおりまして、サラスワティは、なんと学問の神様の日なのであります。日本でいえば天神様でしょうか。天神様といえば入試祈願ですが、バリでは学問の神様の日は、本を読んだり、勉強したりしてはいけない日なんですね。では、バリ人はふだんから、よく本を読み勉強してるのかといえば、なんだかなぁ〜って感じ。そして、29日は年末特番の日ではなく、金属の神様の日「パグルウシィ」であります。金属の神様っていうくらいですから、その昔、竹やりとか石ころで投げやりに戦ってたとき、青銅の剣を持った異民族が侵攻してきて、そりゃぁヒドイ目にあったんでしょうな。って、それは私の想像ですが、現在の金属の神様の日は、クルマとかバイクにお飾りつけちゃいます。最初それを見たときは、交通安全の日かと思っちゃいました。でも、最近、ゴルフが不調な私は、アイアンをお祓いしてもらおうかと真剣に考えております。

 そんなわけで、年末年始にバリにお越しの方は、至る所で盛大なお祭りに遭遇できますので、ぜひお楽しみに。あ、それから、うちのミケちゃん、天井裏で無事出産です。4匹生まれて1匹はすぐ死んでしまいましたが、3匹が元気に成長中。2匹が三毛で1匹がチャトラです。この組み合わせって、父親はチャトラの茶々丸くんと断定できるんでしょうか?メンデル(?)の法則にくわしい方のお便りお待ちしています。



女性の正装クバヤです。スケスケルック(死語!)でなかなかセクシーですが、デブのおばさんも同じかっこします。クバヤの下にはピスチェを着ますが、ブラだけのデブおばさんもいます。クバヤには、流行があるらしいですが、よくわかりませ〜ん。体型に合わせたオーダーメイドが基本です。やはり、女性ですからお祭りごとに新しいのを作ったりと、ミエの張り合いも演じられているようです。モデルはコマン。眉間の白いのは米粒。お祈りをしたという印です。







バリ人男性の正装に身を包んだビンタン村取氏。はちまきはウドン、省エネ・スーツ(死語!)のようなジャケットはサファリ、腰巻きはサロンといいます(小用がしにくいのが難点)。それぞれ、色、生地はいろんな種類があり、価格もピンキリですね。これは中級品の借り物です。っていうか、近所つきあいもなかなか大変なんすから、もうぅ〜。




正装のミケちゃんと子供たち。よく見ると3匹いるでしょ。!

2004年12月18日
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