猿回しがやって来たぁ〜!
って、ウルワツの猿にはご用心!。

…さまざまなテーマサウンドとともに、さまざまな物売りがやってくる私の住んでるローカル地区。耳慣れないサウンドロゴに、あれは何か?とたずねれば、なんと猿回しのおじさんでした。

さすがに「反省!」のギャグはありませんでしたが、オートバイ風自転車や殺人鬼のカマとか、いろいろな小道具を駆使して、熱演というか、だ〜らだらというか、ま、和みのひととき。これで1ステージ、1万ルピア=100円もしないらしい。観客ひとり100円ではなく、そのへんに集まった人たち、すべてて100円です。日本の「100均」でもやればいいのに。

で、お猿さん。バリ島にはた〜くさんの野生猿がおりまして、何という種類かわかりませんが、全体的には日本の猿と似ています。ただヘアスタイルがベースギター漫談のはなわにクリソツ。

ウブドやサンゲエなどでも見られますが、中でもいちばん悪名高いのが「ウルワツ寺院」の猿ども。主にメガネ、帽子、ポーチなどを主食としておりまして、ひどいのはペットボトルまで奪う。動物好きの村取さんも油断して、小猿を肩に乗せていたら胸ポケットのケチャックダンス入場券やられました。寺院の中の道が細くなったところが一番の危険スポットです。

で、盗られたものをピーナッツやバナナなどの正しいエサと交換に奪い返してくれる方が常駐しておりまして、ど〜みてもあきらかに調教師。こちら1ステージひとり1000円も要求。ねぎって500円。路地裏の猿回しさんを見習えっつうの!「反省!」のギャグ教えろっつ〜の!
ってことで、お猿さんが悪ささえしなければ、ウルワツもいい所なんですけどねぇ。

←先週のバリは? 最新版に戻る→
[ 閉じる ]

Copyright(c) 2001-2004 Nakaya Trading All Rights reserved.