ようやく日本は涼しくなったでしょうか? こちらは、これから暑くなるところなんですよ。だって、バリ島はいちおう南半球にあるからです。まさか、みな さんは日本の小学生のように太陽が地球の周りを回ってるなんて思ってないでしょうね。それはともかく、こちらでは新大統領の直接選挙が行われ、下馬評通 りスシロ・バンバン・ユドヨノ氏が当選確実となりました。すっごい名前でしょ?こちらでは、略してSBY(エス・ベー・イー)と呼ばれています。今度クタに行ったら使ってみてくださいね。お、やるね!って思われますから。

でも、彼は国軍出身ながら、アメリカに経済学の留学経験もある超エリートで、実務 者としても抜群というインドネシア国民の期待の星であります。なにしろ、有権者数約1億5千万人が、直接自分たちの大統領を選ぶという世界最大の選挙。 しかも、インドネシア国民にとっては、これが生まれて初めての直接大統領選挙なんですね。だって、いままでは独裁者あり〜の、談合あり〜ので自分たちで 選べなかったのですから、期待のほどがわかるというものです。

ちなみに、デビ夫人ってインドネシアの初代大統領(という名の独裁者)の第4夫人だったん ですよ。5へぇ〜。ま、日本のプロ野球再編より盛り上がってることは確か。でも、選挙の集計は1週間たったいまでも確定はされず、最終的には1ヶ月かか るんです。大丈夫かぁ〜!インドネシアぁぁぁ〜!


と、今週はオトナの話題で入ったので、埼玉県のアベさんからのご質問にお答えして、ゴルフ場の話。興味のない方は、お買い物ページへジャンプしてくだ さ〜い。バリ島には現在3つのコースがあります。ほんとうは、もうひとつ9ホールの小さなコースがあるのですが、現在改装中(?)で休場中。
さらに、ホントはホ ントは、もうひとつの新しいコースが、なんとウブドで工事中というのですが、いまだオープンしたという情報がありません(ほんとは今年5月オープン予定 だったのに!大丈夫かぁ〜!インドネシアぁぁぁ〜!)

バリ島初心者御用達のヌサドゥア地区にあるのが「バリ・ゴルフ」(写真1)。アメリカンタイプの広々としたチャンピオンシップコースで、谷越え、池越 え、巨大なバンカーと変化のあるプレイが楽しめます。でも、「バリ・ゴルフ」ったら、世界一料金の高いゴルフ場って陰口たたかれてます。だって、普通の 観光客が行こうと思ったら、200USドルくらい取られちゃいます。バブルじゃないんだから、いまだに、そんな高いゴルフ場、日本にだってないでしょう。もちろん、ローカル料金も設定されているのですが、うちのお手伝いさんの給料1ヶ月分くらいかかります(こっちでは普通ですけど)。

コース的には、 いいコースですよ。景色もいいし、スコアもまとまりやすいし、ロケーションも近いので、終わったあともすぐ遊びに行けるしぃ〜。写真ではキレイなお姉さ んがキャディやってますけど、実際はおじさん、おばさんが多いですね。カートで18ホール一気に回ります。それがこっちでは、っつうか、外国では普通で すけど。

次(写真2)は、海に浮き出た夕陽の寺院として有名なタナロット寺院のすぐそばにある「ニルワナ・カントリー」。7番ショートの海越えでは、そのタナ ロット寺院、ばっちり見られます。なかなか壮観な風景で、バリでゴルフやってるぞ!って感じになります。海沿いシーサイド、断崖絶壁(って20mくらい かな)ですから、スゴイです。内陸部分のホールはバリの田園風景を再現して、ライステラスがハザードになってたりします。キャディは地元のお姉ちゃん ばっかりで、農民風ユニフォームなんか着ています。設計はグレッグ・ノーマン。でも、このコース、ほんとに難しいです。100そこそこの人は、まったく 歯がたたないでしょう。90台の人は、あらためて自分のヘタさ加減に気づかされてヤになっちゃいます。田んぼの中でゴルフやって、どこがおもしろいん だぁ〜!と怒り出す人もいるので、接待には向きません。お上手な方は、きっと攻め甲斐があっておもしろいと思いますよ。料金は、バリ・ゴルフより、少し安め。ここは、いろいろなコネクションによって、観光客でも安くプレイできるので、良心的な業者はかなり安く売っているかもしれません。クタから約40 分くらいでしょうか。

最後(写真3)は、バリ・ハンダラ廣済堂。今年で開場30周年!想像してみてください、30年前のバリ島。しかも、クタから約1時間半のバリ島北部ブ ドゥグル高原。それこそ、な〜んにもなかったでしょうね。そんな地理的関係で、こちらは100ドルくらいのお得な料金設定。さすがに1000mの高原は 涼しいっすよ。道すがらの観光用ではない農村風景、下界とはまったく異なる植物相もなかなか見物です。コース自体も距離がたっぷりあって、それなりに攻 め甲斐があります。廣済堂だけあって、和食メニューや日本式大浴場も充実。ゆったり、のんびりゴルフ三昧にひたるには最適ですね。それから、バリではひとりだけでも同一料金でラウンドできます。スタート時間も午後2時半までなら、悠々1ラウンドできます。日が昇ってしまったら、午前中も午後も暑さは同じです。ま、日焼けとか熱中症とかの注意は必要ですけどね。ひとり、ふたりで回っていて、前が詰まってるようなら、抜かさせてくれ ることもあるし、順番通りに回らず飛び越したりも自由自在です。それにしてもアベさんったら、20年もゴルフやってて、いまだに100を切れないなんてだらしないぞ〜!え?私ですか?私はニルワナがいちばんおもしろ いと思ってるひとりですよ。ユドヨノ情報を伝える「じゃかるた新聞」。タイトル通り、ジャカルタで、ほぼ毎日発行されている日本語新聞。バリにも、その日のうちに届きます。日本の 情報は、ほぼインターネットと同じですが、インドネシアの情報はよくわかります。インドネシア語の新聞もあるけど、インドネシア語、読めないんだも〜 ん。
2004年9月27日発信


写真1

写真2

写真3

ビンタンさんに質問したい」とのメール多数頂きました。(私もバリに住みたい!とか、穴場のエステはとか、ビーチで知り合った○○君に連絡がつかなくなった…とか、バリウォーカーに広告出したいとか)ご質問のある方はナカヤの問い合わせフォームからどうぞ。ただし、バリ時間なので回答は気長にお待ちを…(by NAKAYA)
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