バリの中心から日本を笑う!日本人は過保護すぎ!

私の家でもやっとNHKの海外放送(たぶん、ほとんどBSと同じ内容)が見られるようになり、毎日「ニュース10」とか見ています。でも、バリと日本は1時間の時差があるため、こちらの午後9時からの放送で、午後9時といえば、いろいろと忙しい時間で(って、なんでかなぁ〜)ビデオに撮って深夜に見てるため、なんか時間の感覚がゴッチャゴチャになっちまいます。

NHKの海外放送は、なぜか単独では契約できないため、他のスポーツチャンネルや映画チャンネルとの一番高いセットに加入する必要があって、毎月5000円くらいかかります。5000円といえば、うちのお手伝いさんの給料より高く、いったい、どっちが私をより楽しませてくれるのか、ただいま見極め中、です。

で、NHKのニュースったら、センター入試の前日のトップニュースは「明日は雪なので、寒くない服装を。ころんだとき危ないので両手は出して、歩きましょう。しかも、歩幅は小さく」と大マジメに解説しておりました。いいのか、これで?バリ在住の私でなくたって、雪国の人も大笑いしたんじゃないでしょうか。

日本からのおみやげで、漬け物とかいただくことがあるんですけど「汁飛びにご注意」なんて書いてあるのにも笑っちゃいます。日本でもマクダァ〜ナルドのコーヒーが熱過ぎて火傷したなんていう訴訟が起きてるんでしょうか。ほんとに日本人ったら、過保護過ぎ!

というわけで、ニセ札です。
このコラムはなるべく同じ話題を避けようと、日夜努力を続けておるのですが、以前にも書いたようにインドネシアの紙幣、ごらんのように、左右の余白っていうか、模様のオビの幅が違います。もちろん、どちらもれっきとした真札です。
いいんです!これで!ちょっと裁断がズレただけっすから。
ちなみに肖像画の人は若き日の横山エンタツ(だれだ?それ)ではなく、インドネシア国歌を作曲した人だそうです。それもあってか、ちょっとした特殊印刷部分には、太めのバイオリン(ビオラ?チェロ?)が入っているのですが、まともに見えるものは少ないっす。

まじめな話、その国の庶民経済の金銭感覚を知るには、額面いくらの紙幣が、いちばん汚れているかを見るとわかるそうで、インドネシアには、10万ルピア、5万ルピア、2万ルピア、1万ルピア、5000ルピア、1000ルピアの6種類のお札がありますが、いちばん汚れているのは、1万ルピア、1000ルピアっすね。つまりの、そのお札が一番使われる機会が多いというわけです。

ちなみに本日の為替レートは、1円が85ルピア。1000ルピアは12円、1万ルピアは120円くらいで、そういった金額の商いが多いってこと。5万ルピアは約600円。これじゃニセ札作る気にもなりませんね。

2005年1月19日
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