バリ・アート・フェスティバルは、芸術の島でもあるバリを世界にアピールしようと、毎年今頃、デンパサールのアートセンターをメイン会場に開催されるもの。主な出し物は、新作バリ舞踊とか、めったに上演されない幻のバリ舞踊とか、村々の対抗によるガムラン合戦とか。
海外からの参加も多く、ダンスや各国の伝統芸能なんかも上演されます。日本からも、ふんどし姿で大太鼓を打つやつとか、今年も来るんじゃないかと思います(って、いい加減)。
昔の「ふるさと創世」なんかのなごりで、バリの村と姉妹関係を結んでるっていう市町村がけっこうあるんですよ。でも、平成の大合併によって、そんな日本の市町村も財政状態の逼迫から文化交流してる場合じゃないのかもしれません。
ま、一生懸命プログラム読めばわかるんでしょうけど、そこはバリ島ですから、何ヶ月前から予定がきっちり決まってるはずありません。で、今年のプログラム、例年はブックレット・タイプのダサいものでしたが、今年は蛇腹12
ページ折り込みタイプで、ちょっぴりおしゃれ。表4には「マーブラタ」という伝統演劇の写真もあって、なかなかド迫力!
と思ったら、となりには冴えない表情のもうひとりの出演者が。こ〜ゆ〜トリミングはいかがなものかと思うのですが、きっと演目の紹介が足りなくなって窮余の策と、好意的に解釈しておきましょう。
ま、バリ舞踊好きの方には、たまらないイベントで、ローカルの方々にも人気です。もちろん、バリ絵画や彫刻なんかも展示されていますので、愛・地球博は混んでてイヤという方におすすめです。それに、愛・地球博より、よっぽどヒューマンだしぃ〜。

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「マーブラタ」という伝統演劇の写真もあって、なかなかド迫力!

と思ったら、となりには冴えない表情のもうひとりの出演者が。

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