更新遅れてすみません!半期末でバタバタして更新忘れてました。(by
NAKAYA)
8月号、9月号の表紙を飾ったのが、サヌールのお金持ちのお嬢様で高校2年生でモデ
ルの卵のダユスリちゃん。
本人は「実家は決してお金持ちではなく、お父さんはホテルで働いている」とおっしゃっておりますが、門構えは正しいバリ風で、敷地内には5家族総勢何人だかわかんないけど、20人くらいはいっしょに暮らしているそうです。
こちらでは、一族郎党がいっしょに暮らしているのはめずらしくありません。敷地内に離れというか、複数の一戸建てがあり、そこにそれぞれの家族が暮らしているんです。台所、トイレ兼浴室は共同かもしれません。
うちのお手伝いさんのカデちゃんはヌサペニダから働きに来ておりますが、うちの近所に「お姉さん」だの「お兄さん」がたくさんおりまして、「そんなに兄弟いたっけ?」と、よ〜く聞いてみるとホントは「いとこ」だったり「はとこ」だったりします。バリでは大家族主義が主流なんですね。
ダユスリちゃんは高校生ですから、やっぱりポップ音楽が好き。といってもインドネシアンPOPですが、たまにバリでもそうしたライブがあるんですが、お父さんが行くのを許してくれないので、いまのところはテレビで我慢。バリでは、お父さんの威厳がまだまだ守られておるんですな。なにしろ姦通罪のある国ですから。
そういえば、
この間、アグネス・モニカという有名歌手がクタでライブをやりまして、クタ界隈は大渋滞に陥ったのでありました。インドネシア音楽界は、日本の演歌とJ-POPみたいに大きく分けて2種類。もちろん、その中間みたいなジャンルもあります。もちろん、ラップも流行っております
な。洋楽(?)系としては台湾のジャニーズ「F4(エフ・スー)」なんてのが人気でんな。あとは、同じ言語のマレーシア勢ががんばっております。ま、音楽は好みですから、いちがいには言えませんが、なかには、いい曲もありますよ。ただブロードバンドが発達してない関係上、ネットから試聴というわけにはいきません。なにしろ、まだまだカセットテープが主流で、CDさえ、あまり普及しておりません。iPodは何者だ?って感じ。
ちなみに、観光客のあまり行かないデンパサールには、「MUSIC
STUDIO」なんていう看板がかかっている家が、たま〜にあります。何するとこ?と聞けば、ホテルなんかで演奏してるプロというかセミプロみたいなバンドが練習したり、録音(!?)するとこらしい…。でも、中に入ってみると、ただの不通の家だったりするらしいっす。バリは正しい観光地ですから、こ〜したバンドはた〜くさんありますね。
イカンバカールで有名なジンバラン海岸にも、流しのバンドが出没します。ジャワからの出稼ぎもた〜くさんいます。彼らの共通するお得意のナンバーは、ど〜ゆ〜わけかラテン系。「ボラーレ」なんか定番です。あとは、60年代70年代のアメリカン・ポップスが中心。日本の歌をやれ!っつうと「スキヤキ」。いちばん新しくてサザンの「涙のキッス」かな〜。
ベンチャーズをやるバンドには逢ったことありません。ファンクもないなぁ〜。私がよく
行くホテルのバーでは、アンプラグドの「ホテル・カリフォルニア」とかクラプトンとか、けっこう上手にやってますついでにクラブ・シーンでは、トランス系というのでしょうか、コンピュータで作ったループばっかのやつ。おじさんはアタマ痛くなります。お姉ちゃんを口説こうにもうるさくてできない!みたいな感じ。
なんか今回は、まとまりのない話ですいませんでした。写真はホンダの新しいスクーターのイメージキャラクターをつとめるアグネス・モニカちゃん。バリ・ローカル新聞の広告です。「新しいスクーター」に食いついたあなたのために次回のテーマはバイクね。
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