寒いニッポン!
バリからホットなニュースで暖まってください!
(2006年1月17日 発信)

○○エモン(といっても、ドラえもんでもなく伊右衛門でもありません)のやったことが、ほんとうにわかってる人は何人いるのでしょう?NHKの経済記者でさえ、なんか目が泳ぎながら解説してましたが、私には、正直なとこ、あんましわかりませんでした。

鉄筋の本数を減らしたというのは、一見わかりやすそうですが、これは裁判になると結局うやむやになるような気がします。つまり、耐震強度というやつは、柱が弱くても壁が強ければいいという話もあるんですね。それから、風で電車が倒れたという話。思わず、あり得な〜い!と古いギャグを飛ばしたくなってしまいます。

トリビアの泉で、いろんなあり得な〜い!ネタが登場しますが、そのネタを知って投書した人にこそ、私は「なんで、そんこと知ってんの?」と、いつも驚かされています。

というわけで、世の中には専門家でないとわからないことが、い〜っぱいあるんですが、人間というものは、っていうか日本人は、自分が理解できないことを他の人がやってると恐怖を覚えるか、あり得な〜い!と排除したがるんですね。

この典型的かわいそうな人たちが、秋葉系、いまはA-Boyっていうんですか、おたくの人たちですね。排除するか、あ〜そ〜なんですか、と有り難くご意見を拝聴するかの境目は、いったいどこにあるんでしょう?

というわけで、本日はバリ舞踊うんちく大会です。え?バリ舞踊ですかぁ〜?というアナタ!あなたの友達に、歌舞伎好きはいませんか?宝塚好き、ビジュアル系バンド好き、少女まんが好き、活字プロレス(こ〜ゆ〜ジャンルもあるんだぞ)好きはいませんか?ま、それと同じようなもんですから。要するに個性の多様化、価値観の多様化です。自分の好みをもってして、他人の評価をしてはいけません。(なんで、こんなに前置きが長いかといえば、バリ舞踊おたくに突っ込まれるのが怖いからです)

やっと本題。このコ(女性です)が、いまバリ舞踊界で50年にひとりの逸材!と評判のユリアティちゃん(22歳)です(ちっ、ユリアティかよっ!と怒る方は、いますぐ、他のサイトへ行きましょう。もっと知りたい方は、ユリアティで検索しましょう。さらに、肖像権の問題はど〜すんだ!とお怒りの方、ここではユリアティちゃんを誹謗中傷はいたしません。現在超冷えきっておりますバリ観光業界振興のための一助となればと願いつつ使わせていただきますので、どうかご理解ください。ほんとに今回は疲れるなぁ)。

ユリアティちゃんは、ウブド近郊のプリアタン村にある「ティルタサリ」という舞踊団というか楽団に所属しており、日本をはじめ、世界各国へも公演ツアーに行っておりますので、ご存じの方も多いでしょう。そんなわけで、バリで実物を見るのはなかなか大変なんですが、バリにお越しの節は、ホテルなんかでやってる安っぽいショーより、全然スゴイですから、ぜひ一度ごらんになってください。

ユリアティちゃんは最初レゴンという宮廷舞踊で名を上げたんですが、私が行ったときには「タルナ・ジャヤ」という男装のソロ舞踊を披露してくれました。このあたりは宝塚に通じるかも(っていうと宝塚ファンに怒られそう)。この大きく開いた眼(バリ舞踊の特徴の一つ)、豊かな表情、しなやかな指先(足の方も)。ど〜っすか?もう、たまりませんなぁ〜。

スチールではわかりませんが、動きもキビキビして、すんごいんですよ。もちろん、ガムランも最高っす。ね、分けわかんないでしょ(これも風説の流布、対感動強度の偽装にあたるのかなぁ)。でも、あ、そう...だから?という前に、バリに来て、あなたの眼で判断してくださいね。
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