ウ〜ス!ちょい悪ではなく、とことん悪いおやじです。
たいした会社でもないところの名刺を、たいした会社のように粉飾デザインしています。
それにしても、ITバブル・マネーゲームに突然「組合」なんかが登場して驚きましたね。
マネーゲームとは無縁だった方、プライスレスの幸せはバリ島にありますからね。
今週も、バリ伝統芸能大会、いっちゃいます!
(2006年1月27日 発信)

やっぱ、男は額に汗して働かないとね、という方におすすめなのが「ケチャック・ダンス」であります。バリ島に来て、これを見てない人はいないかも。大勢の男たちが暗闇の中、たいまつを中心に車座になって、チャッチャッチャッと拍子をとり、シンタ姫が魔王にさらわれ、森の猿たち協力によって救出されるという舞踊劇。

ガイドブックなどで、すでにご存じかもしれませんが、これは、もともとは長〜い宗教儀式の一部だったものを、1930年代にバリ島を訪れたドイツ?人が、おもしろいから観光用にアレンジしようと発案され、現在に至っておるものです。

そんな経緯もあって、これが演じるグループによって、演出、振り付けがみ〜んな違うんですね。このケチャック分野は、まだあんまりオタクがいないので、チャンスですよ。って何の? ただ、日本ではすでに『AKIRA』の音楽を担当した芸能山城組が1974年には、日本人だけのケチャを上演していますから、あまりエバれないかも。

でも、その頃のケチャックは現代ではクラシック・ケチャックとされ、今回見に行った「ラカレケ」(ウブドのモンキーフォレストの裏にある観光用カルチャー・センターのような所)のケチャックは、集団で走り回るわ、小猿は登場するわ、肩車はするわ、火を吹くわとかなり躍動的でショーアップされたものになっておりました。

以前、500人出演のスーパー・ケッチャックを見たことがあるんですが、人数が多いと、ど〜しても後ろの方の男たちはダレ気味で、統率という意味ではイマイチでしたなぁ。ケチャックは一生に一度見ればいい、と言わずに、複数の公演グループを鑑賞することをおすすめする次第であります。
2005年4月までの「今週のバリ」をまとめました。ここをクリック!
最近のを見たい人は左下の「先週のバリは?」からどうぞ

6.小猿も登場。ちゃんと演技してます。


7.空飛ぶ正義の猿。安田大サーカスも真っ青。


8.魔王の攻撃。こういう振り付けは新鮮。


9.正義の猿のカメハメ波炸裂!ほんとはもっと大きい炎でバグースです。


1.裏の田んぼの暗闇から全員登場。



2.お姫様登場。ちょっと太めなのが惜しい!


3.魔王登場。ま、これは普通ね。


4.ケチャック基本ポジション。


5.正義の猿登場。普通はこんなことしない。

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