ちゃんちゃかちゃんちゃ、ちゃかちゃかちゃかちゃん
小梅太夫は、すぐ消えると思う。デッカちゃんも同じ。
というわけで、今週はバリの歴史を考えましょう。!
(2006年2月6日 発信)
フィギャー好きですか?うちのお嬢様はお台所セットとか屋台で酔っぱらうサラリーマンとかのフィギャーにはまってます、いいトシこいて。そ〜ゆ〜お父さんも昔プラモデルとかラジコン飛行機やってました。
で、ど〜すっか? このフィギャー。この中央で指揮している方が、イ・グスティ・ングラー・ライさんです。ングラー・ライと聞いて、バリのバイパスの名前じゃん!とピンときた方は、なかなかのバリおたくです。このングラー・ライさんは、オランダとの独立戦争時に活躍したヒーローで空港そばのバイパスに銅像が立っております(残念なことに、この場面で戦死されたそうです)。
で、このフィギャー、どこにあるかといえば、なんと私が毎日犬の散歩とゴルフの練習に行ってる、あのデンパ系北の丸公園のできそこないのボロブドゥール風建築物の中にあったのです。私が通い始めた頃はまだ工事中だったんですが、いつの間にか開館、一般公開されておりました。
この建物、正式には「バリ戦勝記念館」。長いバリの歴史の中で、さまざまな戦いに勝ち抜いてきた場面が20のジオラマとなって展示されております。ま、主な相手は、300年にわたって支配してきたオランダ軍ですが、日本軍がバリ人を強制労働にかりたてている場面なんかもありまして、なかなかに複雑な思いがいたします。
フィギャー好き、歴史好き、考古学ファンは必見です。入場料も2000ルピア(20円以下)だし。さらに、その上階は展望室。といっても、5階建てくらいの高さしかないんですが、なにしろヤシの木より高い建物禁止のバリですから、いろんなものが見渡せて、気分爽快です。って、そこに昇るラセン階段がスリルですけど。。

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