コマンちゃんたら、家を飛び出したまま、帰ってきません。
こっちの人って、けっこうドライなんですよ。
というわけで、今回のテーマはコンプレインであります。
(2006/6/18)
こっちの人は「すいません」とか「ごめんなさい」を、まず言いませんね。「ソーリー」とか「マアーフ」とか単語はあるんですけどね。たとえば、うっかりグラスを割っても「わざとではない」と言って謝りません。バイクがパンクして会社に遅刻しても同じ。
ひどいのなると、私のクルマに追突しておいて「お前が隙間を空けてなかったからだ!」などとのたまいますな。何か失敗した時は、必ず言い訳をするか、他人のせいにします。ま、これは国民性というか、文化の違いでしょうね。欧米人、中国人なんかも、相当に反省させないと謝らないらしいっすね。でも、だからこそ、日本人の私としては、余計アタマにきちゃうんですよね。
で、弊社では失敗をしたり、間違いをしでかした場合は「すみません」と日本語で言いなさい!それなら、お前らのプライドも傷つかないだろう!と言い渡しました。ちょっとスローライフに疲れたのかもしれません。でも、日本人はやたらと謝り過ぎってことかもしれません。だって、口では「すみません」と言っておきながら、心の底から反省してるかっていうと、そ〜でもないこと多いっしょ。
最近目立つのが「クレイマー」と業界で呼ばれてる日本人観光客です。まんがの例はかわいい方です(って、ただのおバカちんですけどね)。ホテルのシーツが湿っぽいと言われて、ゴルフの途中で呼び戻された人もいます。担当者がいても「お前じゃわからん、支配人を呼べ!」って言われちゃったらねぇ〜。「蚊にさされて、腫れがひかないんですけどぉ〜」って言われて「ムヒでも塗っとけ!」と心では思いながら、わざわざ医者を呼んで「ムヒを塗っておきましょう」と言わせる苦労(ま、これはクレイマーというより、ただの心配性ですが
、これも多いんです、ね、店長)。
日本人は、すぐ謝る性向から、それを逆手に取って、文句をつければ相手が謝る、そして何がしかの金品を出させる作戦です。なんか、2チャンネルには、こうやったらお金がもらえたっていう掲示板があるそうじゃないっすか。もうタチ悪いっすよね。でも、もうすぐwinnyで、各社のクレーマー・ブラックリストが流出しちゃいますからね。あんまし、文句を付けるのはやめましょう。
というわけで、バリの空にはタコがあがり始めました。新しいお手伝いさんも、すぐ見つかりました(なんと、私もドライなんでしょ)。快適なドライ・シーズン真っ盛りであります。ザマミロ、長雨の日本!
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