もう11月ですなぁ〜、でも雨期が始まりそうで始まりません。
レバラン(イスラムの断食開け=お正月みたいなもの)も終わって、また、クタも静かになっちゃいました。
それにしても、10日間ものレバラン休暇が終わったというのに、うちの運転手、まだ帰ってきません。しんじられなぁ〜い!(11/08発信)

というわけで、今回は表紙の人をご紹介いたしましょう。
デウィさん27才。困った時のカラオケ「マーメイド」の子であります。このテの顔つきはジャワ系美人の典型で、何代か前に白人の血が入ってますな。

「デウィ」という名前はジャワの女性には多い名前で、意味的には「プリンセス」です。バリ人にも同じ名前がありますが発音は「ドゥウィ」となります。で、このデウィちゃんは、サンバル(インドネシア料理には欠かせない辛みそ調味料)などに使う干しえびで有名な西ジャワの港町チレボンの出身です。グーグル・アースで確認してましょう。きっと画像の荒い地域です。

バリに住みはじめて7年。5人兄弟姉妹の一番上で、今では年に一回のレバランしかチレボンには帰りません(交通費も高いしねぇ〜)。最初にバリ島に来たいきさつは、サーフィンブランド/クイックシルバーの縫製工と
してらしいっす。

4〜5年前まで、バリ島には日本のブティックなどのための小規模生産用縫製下請け工場があったんですが、み〜んなインドか中国へ行っちゃいました。ま、人件費の問題もあるでしょうが、なにしろ、品質管理ができなぁ〜い、しんじられなぁ〜いって問題らしいです。でも、そのスローライフ加減が、バリ島のいいとこですからね、お間違いのないようにいたしましょう。

で、デウィちゃんたら、縫製工時代に、辛い物の食べ過ぎでしょうか、胃腸炎になってしまい、一度チレボンに帰って、またバリに戻って来たんですぅ。イスラムの人にとっては、戒律がゆるやかなバリの方が住みやすい、らしいっすね。なにしろ、正しいイスラム女性は、顔とか肌とか出しちゃいけないんですからね(よく見るとデウィちゃんたら、背中にタトゥー入れてます)。

そんこんなで、友達の紹介でマーメイドで働き始めて8ヶ月。日本語の歌はまだあまりできません。英語の歌のほうが得意ですね。家で歌の練習をしています。で、この子ったら、趣味は美容。ルルールと呼ばれるインドネシアのボディスクラブは週に3回。美白効果はあんまり期待してませんが、お肌を清潔にやわらかく保つのには欠かせないとか。

って、韓国アカ擦りもそ〜ですが、湯船に入る習慣のない国々では、やっぱ、たまにはアカ擦りしないとだめなんでしょう。うちのコマンちゃんなんかにも、背中をどうやって洗ってるの?って聞くと「手で」って答えますから、日本風アカ擦りタオル買ってやったんです。

デウィちゃんは、ローカルサロンでするので、料金はそんなに高くないから、頻繁に行くんだそうです。あと大好きなのがクリームバス。髪の毛の手入れには、これが一番。クリームバスは頭皮のマッサージなので、リフレッシュ効果にやみつき。これも週3回は行って、1ヶ月の美容代は決まってないから、計算したこともないそ〜です。

だって趣味なんだもん。趣味にはお金かけなくちゃいけないんですぅ。って、ざっと計算すると1〜2万円じゃないですかね。みなさんも勇気があったら、ローカルサロンに挑戦してください。クリームバスくらいなら、マタハリとかのショッピングモールに、小奇麗なサロンがありますから、大丈夫ぅ〜。しかも、男性店員はたいていホ○ですから安心です。って、何が安心なんだぁ?

ビンタン村取氏はただ今、Macのガレージバンドを使って、バリ島で「ひとりベンチャーズ」に挑戦中!
きらめくギター、ベース、アジなキーボード、全てが村取氏のスローライフの賜物!これをBGMに南の島を夢想しましょう!


ダイヤモンドヘッド
ウオーク・ドント・ラン


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